桜田門
幕末の大老、井伊直弼暗殺の地
江戸城の内堀にある「桜田門」。江戸幕府の大老を務めた彦根藩主、井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」でも知られています。
黒船の来航などにより、これまでの鎖国状態から一転、開国を迫られた当時の日本。天皇の勅許を得ずに独断で日米修好通商条約に調印したとして、尊王攘夷派らの反発を受けた直弼は、安政の大獄により多くの反対勢力を処刑します。そして1860(安政7)年3月3日。季節外れの大雪が降る朝、江戸城へ上る道中、桜田門外で水戸の浪士らから襲撃を受け、暗殺されたのが桜田門外の変です。
第一の門と第二の門からなる桜田門は、その中間に現存最大規模の「枡形」という広場を持ち、門全体が国の重要文化財に指定されています。
- 住所
- 東京都千代田区皇居外苑
最終更新日:2022年03月31日 ※最新情報は店舗までお問い合わせください。