ぽん太の広場
有楽町駅で道行く人を見守る 信楽たぬきと出会えるスポット
滋賀県の信楽と、東京の有楽町が交差するスポット「ぽん太の広場」。有楽町駅の地下コンコース、その一角には信楽焼の代名詞ともいえるたぬきの置物がずらりと並び、道行く人の視線を集めています。
しかし、いつから有楽町駅にあるのかは定かではありません。駅のスタッフに尋ねても当時を知る人がおらず、「でも、これならありますよ」と、手渡された資料をもとに調べると、昭和63年に「たぬきが2匹置かれた」との記述が。
その後、待ち合わせ場所として「ぽん太の広場」と名付けられ、家族も増えていったと言います。「ぽん太」「ぽん吉」「ぽん助」「きんぼう」「ぽこたん」「ポコポン」と名前はすべて公募から付けられ、たぬきのお世話をする"ぽん太の広場サークル"まで存在していたとか。当時の愛されぶりがうかがえます。
足早に通りすぎるだけの地下通路ですが、そこに、たぬきが居るだけで、どこか心が安らぐ空間です。「ぽん太の広場」は、有楽町と信楽をつなぐ心の中継地点でもありました。
- 住所
- 東京都千代田区東京メトロ「有楽町駅」地下コンコースD1出入口付近
最終更新日:2022年03月31日 ※最新情報は店舗までお問い合わせください。