日光東照宮
滋賀県出身の大工が手がけた、豪華絢爛の世界遺産建築
建物には多くの彫刻がほどこされ、鮮やかな色彩と漆塗りで、贅を尽くして造られた「日光東照宮」。正式には単に「東照宮」と呼ぶもので、全国各地にある東照宮の本宮でもある神社です。
今日見られる美しい社殿が造られたのは、1636年。3代将軍徳川家光が、亡き家康をまつるため「寛永の大造替」と呼ばれる大規模改築を行い、現在の姿となりました。この時、大棟梁に抜擢されたのが甲良豊後宗広(こうらぶんごむねひろ)。滋賀県犬上郡甲良町出身の大工で、江戸城天守閣の造営なども手がけた人物です。
東照宮、二荒山神社、輪王寺の建造物群と、これらを取り巻く文化的景観は「日光の社寺」として、1999年、世界文化遺産に登録されました。
- お問合せ
- 日光東照宮社務所
- 住所
- 栃木県日光市山内2301
- 電話番号
- 0288-54-0560
- 公式サイト
- http://www.toshogu.jp/
最終更新日:2022年03月31日