憲政記念館<彦根藩井伊家上屋敷跡>
江戸幕府の名門、彦根藩井伊家の大名が暮らした屋敷跡
現在、千代田区永田町の「憲政記念館」がある高台には、江戸時代に彦根藩井伊家の上屋敷がありました。上屋敷とは、大名本人とその家族が居住した邸宅です。井伊家は、江戸幕府の大老を5人、6度に渡って務めるなど、譜代大名の中でも筆頭の家柄でした。
井伊直弼が暗殺された桜田門は、この屋敷跡から500 mほどの距離にあり、今も敷地内から望むことができます。憲政記念館の敷地内には「櫻の井」と呼ばれる井戸も移設されています。「櫻の井」は当時、上屋敷の表門前にあり、江戸城に向かう通行人らにも豊富に水を提供して重宝されました。
- 住所
- 東京都千代田区永田町1丁目1−1
最終更新日:2022年03月31日