山王日枝神社
比叡山の日吉大社から派生した江戸の鎮守社「山王日枝神社」
約800年前に建てられた「山王日枝神社(さんのうひえじんじゃ)」には比叡山と同じ大山咋神が祀られています。滋賀県・比叡山の麓にある日吉大社は全国の日枝神社の総本社とされ、東京の日枝神社も日吉大社をルーツとしています。かつて徳川家康は日枝神社を江戸城の鎮守の社として城内に祀っていましたが、二代将軍秀忠の時代に城外に遷し、庶民の参拝を受け入れました。江戸郷の総氏神として、後に江戸城が皇居となってからは「皇城の鎮」として都民の崇敬を集めています。
日枝神社の特徴として、狛犬ではなく猿の石像が安置されていることが挙げられます。猿は大山咋神のお使いの動物として「神猿(まさる)」と呼ばれています。「まさる」の音から「勝る」「魔去る」に通じると考えられ、勝ち運や厄除の御利益があるとされています。是非、運気を上げる日枝神社の猿に会いにいってみてください。
- 住所
- 東京都千代田区永田町2丁目10-5
- 電話番号
- 03-3581-2471
- 公式サイト
- http://www.hiejinja.net/
最終更新日:2022年03月31日