浅草寺 伝法院庭園
穏やかな大池泉と小径が織りなす閑静な庭園
国指定名勝、東京を代表する名所「浅草寺」の境内にある本坊の伝法院の庭園は、小堀遠州作と伝えられています。
小堀遠州は、現滋賀県長浜市小堀町出身の近江小室藩主で江戸初期の大名。作事奉行(幕府関連諸施設の建築関係を司った長官)として建物の修繕や造園を担当。また、千利休、古田織部に師事し茶道の本流を受け継ぎ、徳川将軍家の茶道指南役を務めるなど当時の茶道第一人者として活躍しました。
細い流れでつながれる2つの池と周囲をめぐる小径からなる回遊式庭園は面積約3700坪。庭園内には茶室「天佑庵」がある他、諸所に石塔や石灯籠などが置かれ、景観に趣を添えています。池泉を回遊して大書院の向かいにある中島に立つと、飛石を配した泉と大書院と五重塔、そしてスカイツリーを一望できます。
例年春のみ一般公開されます。
- 住所
- 東京都台東区浅草2-3-1
- 電話番号
- 03-3842- 0181
- 営業時間
- 通常非公開(一般公開時期あり)
- 公式サイト
- http://www.senso-ji.jp/guide/guide13.html
最終更新日:2024年06月12日 ※最新情報は店舗までお問い合わせください。