滋賀区

東京国立博物館 転合庵

[知る]<,,,

茶入の披露のために建てられた草庵茶室

東京国立博物館の本館北側庭園には、各地から5つの茶室が移築されており、「転合庵」は京都の伏見にあった茶室が移築されたものです。

もともとは、小堀遠州が八条宮智仁親王より茶入「於大名(おだいみょう)」を賜った折、その披露のために京都伏見の六地蔵に建てた茶室です。小堀遠州は、現滋賀県長浜市小堀町出身の近江小室藩主で江戸初期の大名。作事奉行(幕府関連諸施設の建築関係を司った長官)として建物の修繕や造園を担当。また、千利休、古田織部に師事し茶道の本流を受け継ぎ、徳川将軍家の茶道指南役を務めるなど当時の茶道第一人者として活躍しました。転合庵はその後所有者が変わるなど、幾度か移築が繰り返された後、現在は東京国立博物館の庭園にその姿を見ることが出来ます。

転合庵やその他の茶室を含む庭園は普段は開放されていませんが、春の桜の季節と秋の紅葉の季節には一般に開放されます。また、転合庵を始め茶室はすべて、茶会・句会等に利用することもできます。

詳細情報

35.719651139.777192
住所
東京都台東区上野公園13-9
電話番号
03-5777-8600
定休日
通常非公開・庭園茶室ツアーあり
公式サイト
https://www.tnm.jp/

最終更新日:2022年03月31日 ※最新情報は店舗までお問い合わせください。 

  • 首都圏で滋賀を食べる

    澄んだ水と豊かな自然に恵まれた滋賀には、おいしいお米はもちろん、近江牛に近江野菜、“ふなずし”などの湖魚料理、近江の地酒など、魅力的な「食」がたくさんあります。そんな滋賀のおいしさを、首都圏で味わえるお店をご紹介。あなたの好きな滋賀のおいしいをぜひ見つけてくださいね。

  • 首都圏で滋賀を買う

    伝統に裏打ちされた確かなものや、新しいアイデアを形にした斬新な商品など。信楽焼き、発酵食品、びわこ文具をはじめ、滋賀ならではの風土から誕生した魅力的な商品が首都圏にもずらり!思わず買いたくなる商品をご紹介します。あなただけのお気に入りがきっと見つかるはず。

  • 首都圏で滋賀を知る

    江戸時代より近江商人が活躍した日本橋、江戸三大祭の一つ山王祭が有名な日枝神社。琵琶湖を模したとされる上野不忍池。首都圏には、様々な滋賀と繋がる歴史・場所があります。あなたの知っているあのスポットも、じつは滋賀がルーツかも。滋賀とのつながりを知り、滋賀を身近に感じてみるのはいかがでしょう。