甲賀坂
東京に甲賀忍者の名残を発見!?今も残るルーツを探る
「お茶の水仲通り」にあるNTT駿河台の前から「明大通り」の明大前交差点を通り、山の上ホテル前にいたる場所に、『甲賀坂』と名付けられたゆるやかな坂があります。「甲賀」と言えば、忍者の里として有名な滋賀県甲賀市のこと。しかし、なぜ東京で「甲賀坂」なのでしょうか?
江戸時代に江戸の名所について掲載していた『新編江戸志』によると、「甲賀組(滋賀県甲賀市出身の者たちの通称)が多く住んでいたからという説、かつて光感寺の領地がありこれが転じたという説、馬場昌宇という医師の屋敷があったからという説の三説があった」とあり、真相は定かではありません。いずれにしても、明治時代にこのあたりが甲賀町と呼ばれていたことは事実。甲賀忍者の名残が、どこかにあるのかもしれません。
- 住所
- 千代田区神田駿河台一丁目
最終更新日:2022年03月31日 ※最新情報は店舗までお問い合わせください。