明治神宮<彦根藩井伊家下屋敷跡>
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広大な神域に見る、彦根藩井伊家の屋敷跡
初詣の参拝者数日本一を誇る「明治神宮」。御祭神は明治天皇と皇后の昭憲皇太后。明治天皇が崩御し「東京に御神霊をおまつりする神社を」と運動が起こり、創建されました。
現在、この明治神宮の境内となっている約22万坪に及ぶ広大な土地の一部は、江戸時代初期には加藤清正の子・忠広が住んだとされる加藤家の下屋敷があり、その後、彦根藩井伊家の下屋敷として使用されていました。下屋敷とは、大名が遊行や散策を楽しむ庭園、また物資の保管場所などさまざまな用途に使われた別宅です。その敷地の広さから、井伊家が江戸幕府にとって筆頭の家柄であったことがうかがえます。
御苑地内には今も、加藤家下屋敷の頃に掘ったとされる井戸「清正井」が現存し、井伊家に引き継がれた後も使われた澄んだ湧き水を湛え続けています。
- お問合せ
- 明治神宮
- 住所
- 東京都渋谷区代々木神園町1-1
- 電話番号
- 03-3379-5511
- 公式サイト
- http://www.meijijingu.or.jp
最終更新日:2022年03月31日 ※最新情報は店舗までお問い合わせください。