掃部山公園
開国の地・横浜に建つ、元彦根藩藩主・井伊直弼の記念碑
桜の名所として知られている「掃部山公園(かもんやまこうえん)」。古くは日本初の鉄道が新橋〜横浜間に敷設された際の事業拠点として、明治時代には「鉄道山」と呼ばれていました。明治15(1882)年頃に旧彦根藩の士族らが「鉄道山」の丘を購入。横浜開港に貢献した幕府大老・井伊直弼の記念碑を建設しました。その際、直弼の通称「井伊掃部頭(いいかもんのかみ)」にちなみ「掃部山」と名付けられました。
現在、直弼の像が建つのは、滋賀県彦根市の彦根城と、この「掃部山公園」の2カ所だけ。直弼が茶道に通じていたことから、掃部山公園では昭和40年から毎年8月に、茶会「虫の音を聞く会」も開かれています。
- 住所
- 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘57
- 公式サイト
- http://www.city.yokohama.lg.jp/nishi/miryoku/kouen/kamonyamakoen.html
最終更新日:2022年03月31日