深大寺
天台宗別格本山の寺院で結ぶ 厄除けと縁結び
深大寺は、天平5年(733)に水神「深沙大王」を祀り法相宗の寺院として創建され、寺を開いた満功上人の両親が水神様のご利益で結ばれたことから、古くより縁結びの信仰を集めている。
浅草の浅草寺に次ぐ都内屈指の古刹としても有名で、都内寺院唯一にして、東日本最古である白鳳期(飛鳥時代後期)の国宝仏「釈迦如来像」が祀られている他、国の重要文化財である「梵鐘」など、寺宝・文化財も多数有している。
平安時代に天台宗に改まり、比叡山中興の祖・慈恵大師良源大僧正(通称:元三大師)像を奉安するようになる。特に深大寺の秘仏「元三大師像」は坐像にして2メートルにも及び、僧形の古像の中では日本最大の大きさを誇る。
毎年、3月3日・4日には深大寺最大の行事「厄除元三大師大祭」が行われ、元三大師様のご霊験を崇めに全国から10万人を超える参詣者が集まる。
合わせて境内では、大師様のご威力にあやかる縁起だるま市(日本三大だるま市の一つ)も開かれ、東京に春を呼ぶ一大風物詩となっている。
また、元三大師様は「おみくじ」を初めて作られたことから「おみくじの祖」としても崇められており、深大寺でも古来のおみくじが引ける他、
「角大師(つのだいし)」などと呼ばれる元三大師様が鬼の姿となり疫病神を退散したときの姿を刷った降魔札(ごうまふだ)なども授かれる。
- お問合せ
- 深大寺
- 住所
- 東京都調布市深大寺元町5丁目15−1
- 電話番号
- 042-486-5511
- 公式サイト
- https://www.jindaiji.or.jp
最終更新日:2022年03月31日 ※最新情報は店舗までお問い合わせください。