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専修大学

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相馬永胤~社会に対する報恩奉仕を生涯にわたって実践した篤志家~

専門教育によって日本の屋台骨を支える人材を育てよう。そのことが海外で長年勉強する機会を与えてもらった恩に報いることだ。
明治維新後、留学によって得た最新の知見を社会に還元し、母国日本の発展に寄与しようとした若者の中に、彦根藩出身の相馬永胤がいた。後に専修大学を創立する一人となる相馬永胤は、彦根藩士・相馬右平次の長男として嘉永3(1850)年11月22日に生まれた。
幼い頃より学問にも武術にも熱心に取り組み、戊辰戦争では彦根藩兵の一員として北関東での戦いに従事した相馬永胤は、明治4(1871)年、藩命を受けアメリカに留学する。この留学中に知り合った仲間たちと、帰国後の明治13(1880)年、経済・法律の各専門課程を「一科専修」できる学校、後の専修大学となる「専修学校」を設立した。いち早く近代法の考え方を日本に根付かせようとした相馬永胤は初代校長、初代学長を歴任したほか、教員として学生を指導するなど、専修大学のために尽力した。また一方では、代言人や判事、横浜正金銀行頭取に就任するなど、社会的活動にも手腕を発揮した。
創立者の原点となった、新時代を担う青年を教育・指導することによって社会に「報恩奉仕」する建学の精神や、「質実剛健・誠実力行」の学風は今でも専修大学に連綿と受け継がれている。

詳細情報

公式サイト
https://www.senshu-u.ac.jp/

最終更新日:2023年01月13日 ※最新情報は店舗までお問い合わせください。 

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