信楽通り

東海道の歴史が残る銀座の「信楽通り」

銀座の閑静なショッピング街から少し離れた銀座8丁目の短い路地にある「信楽通り」。通りの名前はここに昔あった「信楽茶屋」に由来すると言われています。江戸時代、東海道の立場（宿場と宿場の間の休憩場所）として栄えた通りのひときわ大きな茶店を「信楽茶屋」と呼んでいたそうです。

銀座信楽通りのすぐ向こう側、新橋側の御門通りに出た角には石碑があり、江戸時代ここに「芝口御門」と呼ばれた城門があり、門外は船着き場で、多くの宿や茶屋で賑わっていたことを伝えています。東海道の歴史が今もなお香る「銀座通り」で、江戸の活気を感じながら散策してみてはいかがでしょうか。