凛とした静かな佇まい、丁寧につくり込まれたモノ。すべての背景にはいつもストーリーがあります。
日本で最も歴史あるブランド和牛「近江牛」。
1300年の伝統を誇る日本最古の焼き物の産地「信楽」。
日本最強の商人集団「近江商人」。
寿司のルーツともいえる「ふなずし」。
すべてのストーリーをたどっていくと、そこに『滋賀』がありました。
滋賀県はその中央に日本最大の琵琶湖をたたえた
自然に恵まれた地域です。
琵琶湖の周囲には山々がそびえ立ち、
天から降り注ぐ雨水や雪解け水は
大地を通り、やがて広大な「琵琶湖」へと還っていきます。
清らかな琵琶湖の水は、鮎や鮒などの湖魚を育て、
豊かな農作物を実らせました。
琵琶湖から立ち上がる湿気は
“発酵”に適した環境をつくり、
寿司の原点とも言われる“ふなずし”を生み出しました。
古くから、琵琶湖の水運を利用して、
たくさんの物資や文化、人が行き来してきた近江国・滋賀県。
“近江商人”を輩出した地。
江戸幕府が開かれた直後に作られた東京日本橋では
多くの近江商人が江戸で店を構えました。
今も日本橋に名をはせる「髙島屋」や「東京西川」、
日本の百貨店の先駆けの一つ「白木屋」なども、
ルーツは、すべて近江商人です。
“売り手よし、買い手よし、世間よし”
すべての人に満足を。
近江商人のスピリッツと、滋賀の上質なモノ、
美味しい食が集まる場所。
それが「滋賀区」です。
あなたのそばにあるかもしれない滋賀を見つけてみませんか。